伝えなければ伝わらない

山下顔



町内会・自治会、PTAなど任意団体が今、社会問題になりつつあります。

PTAでいえば、入会の確認を取らずに、自動で入会させる手法は時代錯誤になりつつあります。
限りなくブラックに近いグレーというと、
完全なブラックだという人もいますが…
人権問題については、
基本的に人権侵害を訴えなければ、
人権侵害がどうか判断が難しいという部分があります。

自動入会は確かに問題があると思いますが、
入会するつもりの人からすれば、人権侵害とは言い難いと思っています。
ただ「当然、入会するものだ」と思い込んでいる人や、
入会する気のない人からすれば、問題があると言えるんじゃないかなといったところです。


とはいえ、自分が組織の役員なり長でない限りは、基本的にお任せするようにしています。

昨日、大城自治会の定例総会がありましたが、
1〜10、細かいところまで言おうと思えばいくらでも言えるし、
そこには「自治会観」や「自治会長観」の問題が発生するので、
僕が思っている「自治会観」や「自治会長観」が必ずしも正しいわけではなく、
相手と違うからと言って、安易に否定するものでもないと思っています。

法律などに則って、おかしいところは流石におかしいわけですが、
仕事の仕方、作法については人それぞれなのでなんとも言い難いように思います。


他者を自分の思い通りにすることはまずまず無理なので、
実際、現場で動いている人のやりやすいやり方や、
その人の考え方を尊重しないといけないと思っています。


ただし、
「こうやらなければいけない。」というのではなく、
区民にしっかりと説明してほしいところは、
質問によって聞き出すことはとても大切だと思っています。

例えば、昨日、大城にあるテラコッタがすべて大城自治会の所有物であるという役員会の認識だったわけですが、
現役員会がそういった認識であれば、それも認めないといけないのだと思っています。
(昨年度の総会資料を作成した僕の意図とは違う形で解釈されているのですが… なので、あの資料を根拠にしないでほしい…)

結果的に、いろいろ思うところはありますが、
現自治会、特に役員会がそう判断するのであれば、それは仕方がないことなのかなと思います。

地域の美化清掃などは、
北中城村と荻道地区、大城地区の三者で、
「古城周辺景観協定」が締結されているので、
本来は自治会が主になって美化作業の啓発を行なっていかないといけないはずですが、
結局、「やれる人がやる」になっていることに疑問は残りますが、
古い考え方なのかもしれません。


とはいえ、伝えるべきことを伝えないと、
知らない、気づいていない可能性もあるので、
相手を否定したり、避難したり、強要したりするのではなく、
伝えることは大切なのだと思っています。


タグ :考え

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