授業と婚活セミナーと人権教室とガイド

考える



今までいろいろやってきたというか、
教員以外は僕の中では現在進行形なのだけれど、
「授業」「婚活セミナー」「人権教室」「ガイド」
全部似ているようで、最終目標は全部変えている。

とはいえ、
おしゃべりスキルとか教育心理学のようなものは十分に生かせていると思っている。

【授業】の最終目標は「知識の定着」と「学ぶことの楽しさ」じゃないといけないと思っている。
楽しい授業をやっても、理解されていないと意味がない。
分かる授業というのは、楽しいものだと思っている。
分かって興味が出てくれば、楽しくもなってくる。
そこまで学ぶ意識が高まれば、誰も止められない。
人間というのはそういう生き物だと思っている。


【婚活セミナー】の最終目標は「正しく知ること」と「継続するためのモチベーションを下げない」ことで、
なんとなく結婚するよりも、
意図的に結婚するのは恐ろしく難しい。
自分がいいなぁと思う人でも、相手がいいなぁと思わなければアウト。
相手が自分のことをいいなぁと思ってくれていても、自分の気が乗らなければアウト。
価値観の違いは当たり前だけれど、
結婚前に価値観の違いを見せつけられると不安になってしまって、
最後の一歩が踏み出せない。
婚活は「出会いの絶対数を増やすこと」が唯一の正攻法で、
よいパートナーに出会うまでは、
選ばれない、選ばないの延々と続くように感じる。
そういった婚活の本質をまずは理解しないといけない。
正直、婚活自体を辞めたくなるような現実の中で、
光明を見つけないと続かない。
続けた人だけが、良きパートナーを見つけられるし、
良きパートナーを見つけた人たちは、
「続けてよかった。」
と言うけれど、
続ければ必ず結婚できるかは分からないのもまた婚活の難しいところだなと思う。
それでも、結婚したければ、いつか良い出会いがあると信じて、
出会いまくるしかない。
良いパートナーが見つかるまで続けた人だけが結婚相手を見つけることができる。
良い相手さえ見つかれば、案外、外見やステータスなんかは関係ないことが多い。
そういう実態を知っていると婚活を続けている人たちには頭が下がる思いにもなる。
地獄のような現実をつきつけて、いかに継続することの意味を伝えるかがとても大事だと思っている。


【人権教室】というのは人権のお勉強ではないと僕は思っている。
一番のメインは全国の小中学生に配布される「SOSミニレター」というお手紙の説明だと思っていて、
その次は「人権擁護委員」という人がいること、
そして、「人権侵害とは何か」ということを伝えることが大切だと思っている。
人権を侵害しないように教えるのが学校で行われる人権教育であり、
人権侵害された時の相談先の一つを紹介するのが人権啓発である人権教室だと思っている。
「SOSミニレター」は子どもたちの相談先の一つであり、
その活用法を伝えることがとても大切なことだと思っている。
あくまでも、相談先の一つであって、たくさん相談先を作っておくことを毎回推奨している。
困った時に、どんな行動を取れば良いのかを伝えるのが最終目標になると思っている。


【ガイド】は最近やり始めた分野だけれど、あまりお勉強にはしたくない。
みなさん、観光にいらっしゃっているので、
観光を楽しんでもらうことが大切だと思っている。
もちろん、中には知識を求められる方もいらっしゃるので、
そういった人には知識を伝えるけれど、
最も重要にしないといけないのは「楽しかった」という感触だと思っている。
別にお勉強じゃないので、テストされるわけじゃない。
なので、
「なんだかすごい」
「なんだかおもしろい」
で十分なんだと思っている。


授業と婚活セミナーは現状、ほぼ動いていない状態だけれど、
似たようなものでも、使い分けって大事だと思う。

そういえば、子育てセミナーもやっていたような…
あの時は「保護者の方が子育てに悩まないように」が着地点だったなぁ。
ところ変われば、品変わると言うけれど、
集まる人が変われば、話す内容が変われば、自ずと落とし所が変わってくる。


タグ :考え方

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つぶやき【評価】(2023-06-20 06:53)

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