来年は自治会長選挙!

山下幸二

2023年12月06日 18:53




来年、大城自治会では、
現自治会長の任期満了による自治会長選挙が行われる予定です。

1期3年のうち、
僕が1年で辞めてしまったので、
現自治会長は残任期間の2年が任期となり、
来年の6月末で任期満了による自治会長選挙が執り行われることになります。

まず、とりあえず聞かれることがあるのは、
「自治会長選挙に立候補するのか?」
ということですが、
立候補は考えていません。

たった1年ですが自治会長を務めたとはいえ、
あくまでも「役員からの推薦」があったので、
お受けしたまでですので、
立候補してまで自治会長を務めるつもりはありません。


自治会において「選挙」というのは控えた方が良いと考えるようになりました。
「立候補」や「推薦」なり、「内々の打診」はあっても、
立候補者が2人以上出て、実際に自治会長選挙になった場合、
対立候補になってしまっては、
「自治会」は地域住民の親睦を図ることが一番の目的だと考えているので、
小さい地域ほど、対立構造をつくらない方が良いと考えるからです。

とはいえ、それでも地域住民のことを考えて、候補者が2人以上出ることもあるかもしれません。
その場合は、持ち家に住んでいることが重要だと思っています。
できれば、地域出身の人が望ましいと考えています。

僕の場合は、借家なので、
正直なところ、自治会内を対立させた上で、
無責任に引っ越すこともできてしまいます。
火種だけ撒いておいて、住民同士の対立を生み出しても、
アフターケアができないのであれば、
対立は害悪でしかないと思っています。


僕の現大城自治会の評価としては、
かなり活発に活動し始めた印象です。
今までは自治会長に負担が集中していたように感じていましたが、
現在は、自治会長を支える体制になっているという点で、
とても良い環境になっていると思っています。


この辺も僕が自治会長になるには限界があると考えているところです。
僕自身が「人に任せるということ」が苦手だということが第一でしょう。
そうすると、僕一人でなんでもやろうとしてしまうので健全な自治会活動にはなっていなかったと思います。

あと、最も大切なのは、自治会長と役員の関係性です。
自治会長がやりたいことを応援・支援してくれる役員であったり、
役員がやりたいことを応援・支援できる自治会長であったりすればいいのですが、
僕は結果的に衝突のような状況になってしまったため、
自治会長を継続するのは無理だと判断して辞めることにしました。


自治会長の打診を受ける際、
「役員推薦」であること、
「みんなで支える」ことを伝えられた上で引き受けたのですが、
僕の力不足でコミュニケーションがうまく取れませんでした。

自治会長は選挙で決まりますが、
役員は自治会長が選任することになっています。
残念ながら、現在の役員は自治会員の中の有志が集まっている状態で、
おそらく役員体制は変更が難しいと考えています。
結果的に、数の原理で役員会での多数決によって決まるのが、
大城自治会の現状といえます。

僕が自治会長になるためには、
新役員体制も一緒に確立しなければいけませんが、
なにぶん、新参者なため、役員を選任できるほどの人脈がありません。


立候補する意味がない理由がかなり揃っていると考えています。


・自治会長を選挙が起これば、地域住民に対立構造が生まれる
・借家住まいである僕にはその対立のアフターケアを行うほどの責任は持てない
・自治会長になったとしても、自治会運営は役員次第

将来を見通すと、余計な対立を生まず、
現状、役員のやりたいことを自治会長を認めつつ、
役員や地域住民がそれを支えるという構図の方がよいという判断です。
僕にはそれをするほどの地縁がないという自覚です。
まさか、役員推薦で梯子を外されるとは思っていなかったので、
一度は引き受けましたが、同じ轍を踏む意味もないと思っています。


正直、現自治会の役員として声かけもされていないわけですし、
一住民としてのんべんだらりとできることからしていくのが良いのかと思っています。

「自治会活動はあくまでもボランティアなので、強要はするな。」
というの至極真っ当なことを現自治会副会長からも頂戴していますので、
やりたいと思うことだけ地域住民として協力できればと思っています。

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