どうも僕が自治会長を辞めた理由が間違って伝わっているという話を耳にしたので、
おそらく、解釈は変わることはないだろうなと思いつつ、
一応、弁明しておこうと思います。
【間違った理由】がハッキリしていませんが、
大城自治会の役員の1人から、
「自分の意見が通らなかったから、自治会長の職を放り出した。」
と直接、言われたので、これについて弁明しておこうと思います。
何度か書いていますが、
僕が自治会長になった経緯は、
自治会役員の推薦があったからであり、
僕自身の立候補によるものではありません。
当時の僕は大城に住んで8年ほど、
昔からの地縁もありませんし、
年齢的にも41歳、
自治会でも副会長も会計も経験したことのない一役員であり、
子ども育成会などの会長職なども経験したことがありませんでした。
そんな中、飛び級的に役員推薦による自治会長への打診があり、
一旦断ったものの、
上記のように、自治会長として実力が十分ではないだろう僕に声がかかるほどの人材不足であればと、
【役員のサポート】があることを前提に自治会長をお受けしました。
蓋を開ければ、未熟な自分とサポートをほとんど受けられない日々。
役員からすれば、できるだけのサポートをしてくださっていたのかもしれませんが、
コロナ禍ということで行事が多く中止になったのも幸いし、
一部の役員のサポートでなんとか自治会長を続けていた状態でした。
その中で、普段の自治会では対応しない蘭花壇の土地の返却など様々な取り組みをしてこれたとは思っています。
1年間自治会長を経験する中で、
いろいろなことに取り組んできつつ、
自治会のことをよく知ることが必要だと、
村誌をはじめとして、僕なりに勉強もしてきたつもりでした。
2021年の7月1日に引き継ぎを受け、
ほぼ1年が経とうとした頃、
総会資料の作成の時期になり、
僕個人としていろいろと疑問に感じる部分や、
僕の自治会長の能力や今までの役員のサポートを考えると困難であると考えて、
一部の行事を自治会行事から各イベントを実行委員会方式に変更することを提案しました。
それとともに、自治会が積立金や、コロナでイベントが中止になっていること、
不透明な自治会費の金額なども疑問に思ったので、
思い切って自治会費0円で自治会を運営できないかと【案】として提案することになりました。
あくまでも【案】であり、
決定事項ではありません。
僕の知らないことも含めて、
適正な自治会費や、自治会費の適切な運用について意見をいただければ、
いくらでも修正するつもりでいました。
結果的に、前例踏襲の予算組みなどになった点を踏まえても、
僕が独裁的なやり方で案を通したわけではありません。
なんなら、案は通らなかったのです。
ここだけ見れば、案が通らず、癇癪を起こして、
自治会長の職を放り出したと思われてしまうかもしれませんが、
総会資料案でさまざまなものを変えるのに際して、
総会の2ヶ月前から、総会案を役員に共有し、
その論拠となるものもすべて全役員に配布しました。
そして、分からないところや意見があれば、直接連絡くださいとさせていただきました。
当時、コロナの新規陽性者も多く、頻繁に集まれる状況ではなかったので、
そういった方法にさせていただきました。
そして、一部の役員からは意見をいただき参考にしました。
それから、1度目の役員会に臨んだわけですが、
ほぼ会則の変更について時間を使って、話し合いが進みませんでした。
この際に、毎週集まる案と、総会の2日前に集まる案が提案され、
多数決を取ることなく、総会の2日前に集まる案が採択されました。
大城の二大イベントと言える「ムーンライトコンサート」「スージグヮー美術館」は、
区内でも意見が二分されている行事だと考えています。
一番大きな問題は、
自治会行事なのか、そうでないのかです。
一方では自治会行事ではなく実行委員会制という認識があり、
もう一方では自治会行事という認識があります。
僕では人を動かすだけのリーダーシップがなく、
1年間、なかなか人を集められなかったので、
自治会行事として、自治会長の責任が果たせないことから、
自治会行事から外して、実行委員会制で自治会は協力するということにしましたが、
一部から反対がありました。
自治会費の件については、
0円は交渉のはじめとして提案しましたので、
0円ではなくても減額するならと思っていましたが、
2度目の役員会で、
自治会費の金額設定の根拠が示されず、
自治会費を減額するとやっていけないという根拠も示されなかったにもかかわらず、
一部の役員の意見により、減額ではなく、従来通りという決定になりました。
何度も繰り返しますが、
僕は役員の推薦によって、
やむを得なく引き受けた自治会長です。
だからといって、自治会をどのように変えても良いとは思っていませんが、
他の自治会員から、
「自治会費はなぜ、この金額なのか?」
「自治会行事がないのに、自治会費は何に使われているのか?」
「なぜ、ムーンライトコンサート、スージグヮー美術館を自治会行事にしているのか?」
こういった説明責任が果たせないので、
自治会長として説明責任が果たせないのであれば、
その職を辞することは当然のことだと考えています。
ありがたいことに、
「自治会長を辞めても良いのか?」と役員会で発言した際には、
「辞めてもよい。」とのことでしたので、
自分の力不足を感じて、辞めることにしました。
「辞めてはいけない。」と言われているのに辞めるのであれば、
職を放棄したとは言えないと僕は考えています。
1人の役員の発言ではありますが、しっかりと了承を得た上で、辞めることにしました。
最後に僕が自治会長を辞めるに至った一番の動機は、
第一回の役員会の2週間前には資料を全役員に配布し、
役員会までの意見をくださいとしていたにもかかわらず、
一部の人しか意見がなかった。
その後、第二回の役員会の前にも資料を用意しましたが、
前段階で意見を言う人は一部の人でした。
当日、たった2時間の役員会(コロナ禍だったため時間制限を設けた)で、
【ほぼ話し合いとは呼べないような状況】だと感じたので、
話し合いができない人とは、地域をよくしていけないと力不足を感じましたし、
力不足であれば辞めてよいとのことでしたので、
自治会長の職を辞することになりました。
決して、自分の意見が通らなかったために、
当て付けのように職を辞したのではなく、
話し合いができない=自治会長としてのリーダーシップにかけるという点で、
職を辞することにしました。
あくまでも、僕が出した総会案は【案】であり、
役員会で協議の上で、経緯や落とし所を話し合いで決定出来たであれば、
職を辞することはなかったと言っておきます。
そもそも【案】なのですから、
正当な理由があれば変わるものだと思っています。
しかし、正当な理由の説明もなく、決まってしまい、
自治会長として、総会資料を説明したり、
自治会行事を運営するだけの力がないと判断したに過ぎません。
僕が無責任な辞職をする人間であれば、
たくさんのボランティアを継続的に続けていることを否定するのは難しいのではないでしょうか。
自治会長は給料がいただけますが、
僕のボランティアはほとんどお金をもらっていないようなものです。
ぜひとも、一部の方の意見だけを鵜呑みにしている方は、
正しい経緯を理解していただければ幸いです。
僕が理解可能な正しい説明があれば、僕は大城自治会を辞めていることはありませんでした。
つまり、役員会から理解可能ではない説明しか受けず、
役員の一部の意見で総会案が決まってしまったことに問題を今も感じています。