1年自治会長の山下です。
正式に自治会長を辞めて2ヶ月が経ちました。
2ヶ月経って思うことは、
落ち着くべきところにいろんなものが落ち着いたのかなという印象です。
自治会長の条件として、
地域の人とのつながりの濃さは必要だと思っています。
僕は役員会の理事として、役員とのつながりと、
一部の区民との繋がりはありましたが、
それでも顔見知り程度のもので、
決まったものを取り組むには問題ないのですが、
一緒にあれやこれやできるほどの濃い人間関係ではなかったのかなと思います。
また、コロナ禍もあり、
ほとんど人を集められず、行事ができない状況の中で、
そういった人間関係も築けない中だったので、
悪戦苦闘の日々でした。
自治会長の推薦を受けた時には、
その点が不安で一度お断りしましたが、
役員会全体でサポートするとのことで引き受けたのは何度も書いていますが、
役員会を集めるのも一苦労だったので、
まだまだ強い人脈がなかったのは、
想定通り、僕の欠点でした。
1年間、自治会長をやってみて、
結局は人間関係の希薄さが、
僕の言葉から説得力を奪ったと思っています。
自治会長を辞任し、
結果的に、1年前に僕より先に推薦の打診を受けていた現自治会長が、
立候補という形で自治会長へ就任し、
また、現自治会長は地域で生まれ、地域で育っていることからも、
僕にない一番の資産を持っていると思っています。
自治会長は地域のことをよく知った人、
地域の人によく知られている人がなる方が、
やっぱり良いなと思っているので、
立候補という形も含めて自治会長が決まったことは良かったのかなと思っています。
ここまでは自治会長の人選のお話でしたが、
ここからは僕個人の話。
コロナが落ち着いたか、コロナに対する制限が緩和されたのか、
いろいろな行事が以前のように戻り始めています。
結果的に、僕がやっているボランティアも少しずつ動き出し始めました。
また、村観光協会に情報提供を行なったり、
中学校での学習ボランティアも始めたり、
それに、人権擁護委員の人権教室もはじまったり、
PTA活動もはじまったりと、
正直、自治会長を辞めてから、ドタバタしている印象があります。
想定していなかったものの、
自治会長との両立はかなり難しかっただろうなと思っています。
正直、僕は人を動かすリーダーシップや、
ちょっとした政治のようなことは苦手なので、
自治会長には不向きな気がしています。
どこまでも、下働きが似合うなぁと個人的には思っています。
しかも、ボランティアくらいのルーズさがちょうど良いようです。
また、教育に深く関わる機会が生まれたので、
自治会長を良いタイミングで辞めたなぁと今は実感しています。
地域としては、地域に根付いている人が自治会長となり、
僕個人は、したいことができる。
とても良い流れが生まれているように感じています。
結局、落ち着くべきところに落ち着いて良かったなぁと今は感じています。