大道幼稚園

大道幼稚園


(写真:荻道字誌p224)

写真は荻堂字誌をより引用しています。

僕の記憶にあまりないだけなのかもしれませんが、
沖縄では地域によって、
その地域の歴史を取りまとめた「字誌(あざし)」というものが出版されています。

中村家を深掘りするにあたり、
北中城村の字(あざ)の字誌を読み漁り始めました。

中村家のルーツを探るにあたり、
別の件で知りたいことがあったのですが、
【大道幼稚園】の記述もあり、
その他にもいろいろと良い収穫がありました。
やっぱり、なんだかんだで中村家は関わってくるようです。

大道幼稚園の歴史は戦後5年経過した1950年〜1975年。
沖縄県の復帰の年が1972年で、
復帰3年が経過して、
村の幼児教育が動き始めたことに伴って閉園となります。

歴史的に見て、倶楽部(戦前の沖縄の集会場のような場所)が、
自治会の予算で建設され、運営される【区民館】や、
自治体との共同出資によって建設され、自治会が主に管理する【公民館】が建設されます。

大道幼稚園は荻道倶楽部の土地を利用して「大道保育所」として1950年3月に開園し、
1953年に荻道倶楽部は荻道公民館に建て替えられ、
その際に「大道幼稚園」として園名も改められます。
それから1975年に閉園。


「大道幼稚園」の名前は聞いていたのものの、
資料として目にできて、本当にありがたいことです。


荻道字誌については、
内容が濃く、荻道にとどまることなく、
全県的な内容も含まれて、とても内容が濃いものでした。

資料がない沖縄にとって、
口伝えの内容が多くなりがちになるとはいえ、
文字で残ることは本当にありがたいことです。



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