【人権教室】人権と人権擁護委員【中学生】

先日、人権教室を行ってきました。
「人権と人権擁護委員」というなかなか深く幅広いテーマを、
中２と感染症対策でオンラインの中３の２学年同時で行うという形式でした。

普段は、小学生・クラスごとの対応なので、
終わった後に、眼前に広がる２００人弱に話をするのは難しいなぁと感じました。
（キャッチボールしながら話すにはなかなかに難易度が高い）

人権とは何か、
人権侵害、差別とは何か、
そして、人権擁護委員の役割などお話しさせていただきました。

僕の中で「人権」とは、
【自分が自分らしく、楽しく、幸せに生きるための権利】
であり、
【自分は地球上に７５億人の自分がいるので、人権に大事なのは話し合うこと、思いやること】
という話をしています。

人権侵害や差別の構造として、
【強者】と【弱者】がいることを挙げ、
強者・弱者に良し悪しがないことや、
強者には自覚がないことが多いなどの話をさせてもらいました。

２年生にはこの人権教室の後に各担任の先生方に引き取っていただき、
令和４年度沖縄県人権作文コンテストで優秀賞に輝いた先輩の作文を読んでもらって、
思ったことや考えたことを出してもらいました。

学年に対して５０分間話すのはなかなか骨が折れましたが、
その次の時間でより考えてもらえる学校と連携の取れた人権教室になったかなと思っています。