【海老で鯛を釣る】
「少量の元手やわずかな労力で大きな利益を得ること。」
ということですが、
少量の元手はともかく、
「わずかな労力」を惜しんでいては、
目的の鯛を釣ることもできないわけで…
そもそも釣りってのは、
労力をかけても釣れない時は釣れないもので、
今なら魚群探知機で魚群を見つけて一網打尽だったり、
養殖場を作って養殖すれば、
そこそこのコストでそこそこ鯛を水揚げできるわけで、
そこまでに至るまでに、相当多大なコストがかかっているのだよなぁと思うと、
基本的に現在誰もやってないことや、
過去誰かがやったけれどうまくいかなかったことに対して、
海老もつけずに釣り糸を垂らすくらいの労力では鯛を釣るなんて、
天文学的数字じゃないかなと思う。
コストをかければいいってわけじゃないけれど、
地道でもわずかな労力を惜しまないと、
大きな目的には辿り着けないよなと思う。
さて、海老がついてないことにも気づかずに、
釣り糸を垂らす人たちの今後を見守りましょう。