自治会活動から自主会活動へ

山下顔



自主的というのを英語で言うと、
【voluntarily】
になるらしい。

おそらく【ボランティア】と関わりがありそう。

今、プチ自治会を実践中なのです。
そもそも自治会って、戦前に戦争に向けてつくられたものが、
地域活動として残ったもので、
特に定められた法律がないのが現状。

北中城村のように「末端行政組織」として位置付けて、
「自治会育成交付金」という形で予算をつけているのはとても良いことだと思っています。
つまり、北中城村では例規としてしっかりと記述されていて、
行政の一翼を担っていると僕は受け取っています。

といっても、
組織になってしまうと、
ごくごく個人的なことに関しては身動きが取りづらいのが現状。

例えば、私有地が荒れているので、草刈りをしようと思っても、
私有地は所有者が管理するのが基本ですし、
所有者が管理しないからといって自治会がやってしまうと、
他の個人所有地も自治会がやらないと平等性・公平性を失ってしまう。


これは自治会のジレンマと言って良いと思っています。
自治会という任意団体だからこそ、
個別対応を行うのはとても難しい。


さて、今や空き家・空き地問題、
公園の管理など、
どこもかしこも人手不足が深刻な問題になっていると感じています。
さらに限界集落と呼ばれる場所は、何もできない状態。

行政もまた人手不足だし、
公平性・平等性の観点から個人の所有物には手が出しづらい…


行政では負の連鎖を起こしてしまう。


【詰んだ…】


ということで、
自治会のジレンマが存在するならば、
プチ自治会みたいなものがあればいいんだと思っています。
それをあえて言葉にする【自主自治会】略して【自主会】。
まぁ、【会】って感じではなく、
ごくごく個人的な活動でしかないんですけどね…


自主的活動をボランティアと呼ぶかは分かりませんが、
本来のボランティアは、自主的自発的活動なはず。

これもまたお試しです。



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