日曜日から今日までの3日間、
「夏休み特別教室 学ぶ 国指定重要文化財中村家住宅」
と題してイベントを行いました。
混乱が起こらないように、
今まで日時は解禁してませんでしたが、
本日をもって公開しております。
QRコードはもう使えないので、一部削除して掲載しています。
結果としては、
初日の低学年コースしか人が集まらず…
という感じでしたが、
【土・日が動きやすいのかなぁ】
という反省にして、今後、実施することがあれば配慮できればと思います。
単純に、
【高学年】【中学生】くらいになると、
保護者も子どもに行きたいかどうか聞くことになると思うので、
子どもたちの興味をあまり引けなかったのかもしれないというのは、
土・日に設定してみて、人の集まりをみて感じることなのかなぁと思っています。
実施した感想としてみては、
保護者世代は子どもの頃に祖父母の家で木造古民家を見たことがあって懐かしいという人もいるのに対して、
子どもたちは琉球建築の古民家を初めて見るというよりも、初めて古民家の畳間に上がること自体がすでに楽しそうでした。
低学年向けに実施したものは、
どうしても「ひんぷん」や「フール」、「マジムン」といった普段は使わない言葉が多いので、
その言葉に触れてもらいたいと思って、
詳しい説明はできるだけ省略したつもりでしたが、
耳慣れない言葉ばかりで難しかったかもしれません。
「大人が楽しましてもらいました。」
という声もいただいたので、家庭で少し話すきっかけになればいいのかなぁとも思っています。
「継続してやってもらいたい。」や、
「なかなか機会がなかったので、すぐに申し込みました。」など、
生の声で聞くことができて良かったです。
今回は、中村家住宅さんには入場料を無料にしていただいたり、
北中城村教育委員会さん、(一社)北中城村観光協会さんには後援をいただいて、
特に教育委員会の後援をもらえたことで、
フライヤーを北中城村立小中学校のすべての児童・生徒に配布できただけでも実はちょっと満足しています。
何事もそうですが、
「知らないことを知る」こと、つまり「無知の知」がとても大切で、
「中村家住宅というものを知らなかった。」ことを知ったり、
「中村家住宅ってこんなに知らないことが多かったんだ。」ということを知ったり、
そこから学びがはじまるのかなぁと思っています。
まぁ、できるだけ赤字は出したくないのですが、
今回は、赤字覚悟というか、赤字前提で実施しました。
「継続してほしい。」
という嬉しい声とともに、
開催すれば赤字が膨らむだけなので、
うまい方法があればなぁと思うのですが、
そんな良い方法はなかなか思いつかないものですね。
最後に、怪我や事故もなく、それこそ熱中症も僕が把握している中ではなく、
見た感じですが、ほとんどの家族が満足してくれたように思っています。
これをきっかけにいろんなものに興味を持ってくれるようになればいいなと思うところです。
中村家住宅ってミステリアスでおもしろいんだけどなぁ(笑)
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国指定重要文化財 中村家住宅 案内人
山下幸二
気まぐれな不定期ですが、
中村家住宅のガイドを外部委託で行っています。
ガイド以外にもやらないといけないことがあるので、
不定期なのはお許しください。
あらかじめ、中村家住宅にお問い合わせいただければ、
時間を調整することは可能です。
【国指定重要文化財中村家住宅】のサイトは
こちら。
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