切り過ぎと思われるワケ
「切り過ぎ」と言われる男です。
元の状態がこちら。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
かなり勢いよく切っています。
ムチャクシャしたからとか、
嫌がらせとかじゃないですよ。
必要性があって切っています。
もちろん、植栽している草木の種類にもよりますが、
こちらはブーゲンビリアです。
ブーゲンビリアは新芽の先に花をつけます。
常に選定しなければ、
枝の先の方にしか花をつけなくなります。
新芽を出させることが剪定の目的になります。
剪定しなければ、
まばらに花が咲くこともあります。
大事なのは定期的に剪定することです。
じゃなければ、
空の高いところにだけ花をつけていくことになります。
こんな感じ。
一見するときれいに見えるので、
花が咲き終わるまでは剪定はしない予定ですが、
見る人が見れば、管理されてないことは一目瞭然です。
花と花の間に空間ができています。
つまり、こまめな剪定ができていない証拠です。
密になっているところを密にすることがとても大切なわけです。
そうなると、
一度、切り過ぎているように見えるくらい剪定して、
新芽を密にする必要が出てきます。
植物は光合成するために、葉を光の方へ伸ばす習性があり、
また、その途中で光合成できない葉を落とす種類の草木もあります。
ブーゲンビリアはそういった種類なので、
ある程度、勢いよく剪定して新芽を待って、
その後は定期的に剪定することで、
より美しく見せることができます。
多くの植物がそういった傾向があって、
僕が切り過ぎているように見えるのは、
定期的な剪定が行われていなかったからこそ、
仕方がないことなのです。
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